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航空ジャーナリスト協会
JAPAN AVIATION JOURNALIST ASSOCIATION
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会長就任のご挨拶


  会長  石澤 和彦

 鷹尾洋保前会長および理事会の皆様のご推薦により5月に会長に就任しました石澤和彦です。
 これまで企画委員長として、航空講演会の開催、日本の航空100年と当協会設立30周年を記念した展示会の企画、国立科学博物館「空と宇宙展」への協力および記念誌「戦後航空再開前後の航空史」の企画・編集などを手掛けて参りました。
 本会の目的に、「航空宇宙に関する情報資料の収集管理、およびこれらを体系化して史実の調査・解明に役立て、国や自治体、団体、学校、企業などに協力して日本の航空宇宙の知識の向上と資料の保全に寄与する。(要約)」とありますが、上記の活動を通じて感じたことは、急速に発展を遂げ、今でも進歩・変革を続けている航空機の歴史を的確に後世に残していくことの難しさでした。過去はどんどん遠くになります。機体や装備品の実物や歴史的な文献や資料または、骨董的な絵画や写真であれ、今のうちに手を打たないと永遠に消えてしまう運命にあるものも多々あり、それらを救う手立てを提案するのも我々に課せれられた重要な役目だと思います。また以前は747で埋め尽くされていた空港も今や787の時代に代わりつつあるというように昨日のことは今日の歴史の1ページに過ぎなくなります。さらには、P-1、XC-2、MRJおよび「ホンダジェット」など国産機の開発も佳境に入っています。過去を振り返ると同時に、今日のことを正しく記録して将来に残していくことも我々の重大な責任だと思います。当協会は、航空に関する色々な分野で個々に活躍している人々の集まりです。これらの会員が航空ジャーナリスト協会の名の下に、当協会の目的に沿ってより活動し易くなるような環境を構築していくべく、微力ながら尽力したいと思います。
 皆様のご協力、ご支援を宜しくお願い致します。